エンジュ
Styphonolobium japonicum (L.) Schott.
マメ亜科エンジュ属の落葉高木。
エンジュは漢字では槐。つぼみ部分に有効成分ルチンが含まれ毛細血管強化などに用いられる。それだけではなく、つぼみは黄色の染料に、莢[さや]は石鹸の代用になる。古くはエニスと呼ばれた。
分類[APG] | |
- | 被子植物[angiosperms] |
- | 真正双子葉類[eudicots] |
目 | マメ目[Fabales] |
科 | マメ科[Fabaceae] |
亜科 | マメ亜科[Faboideae] |
属 | エンジュ属[Styphnolobium] |
マメ科[Fabaceae syn. Leguminosae]:草本と木本の両方を含み642属18,000種ほどが知られています。マメ科は豆果と呼ばれる特有の果実を付ける点で他の科と区別されます。また、マメ科はマメ亜科、ジャケツイバラ亜科、ネムノキ亜科に分かれますが、3つの亜科ともに各5枚のがく片と花弁を持つ五数性の花を咲かせます。