Justicia brandegeeana
熱帯アメリカや西インド諸島に分布するキツネノマゴ科の植物.コエビソウ自体はメキシコが原産.かつては,同じ科のベロペロネ属に分類されていたために,ベロペロネともいわれます.
花のつく穂が赤褐色の葉が鱗状に重なり合い湾曲した苞[ほう]に覆われています.その様が,エビの胴体のような格好であるために,コエビソウといわれます.
コエビソウは,メキシコ原産のブランディゲアナ[brandegeeana]という園芸種で,ベロペロネとよばれますが,雄しべの先端に付く2つの葯が帯状に繋がり矢のようになることから,ギリシア語でベロス[矢]とペロネ[帯]を合わせて名づけられたことが由来.
分類[APG] | |
- | 被子植物[angiosperms] |
- | 真正双子葉類[eudicots] |
- | キク群[asterids] |
- | シソ類[lamiids] |
目 | シソ目[Lamiales] |
科 | キツネノマゴ科[Acanthaceae] |
科 | キツネノマゴ属[Justicia] |
Vita brevis, ars longa. Omnia vincit Amor.