ツリバナ

Euonymus oxyphyllus var. oxyphyllus.

ニシキギ科ニシキギ属[Celastraceae Euonymus].

和名は吊花.北海道から九州,および,千島列島南部,朝鮮半島,中国大陸に分布.低地から山地の林内や林縁に自生.落葉小高木.

花序が長く垂れることがツリバナの名前の由来.

樹高	3mから6m.
葉	葉序[phyllotaxis]は対生[opposite].長さは3.5cmから10cm.幅は2cmから5cm.形状は卵形から長楕円形.鋸歯あり.葉柄は長さ0.3cmから1cm.
花	花序[inflorescence]は集散花序.

ニシキギ属 Euonymus

日本,東アジアを中心として,ユーラシア大陸,北アメリカ大陸,オーストラリア大陸,マダガスカル島などの温帯,熱帯に分布.落葉性,もしくは,常緑性の木本.

花は緑色,もしくは,黄色で小さく,数個で集散花序を形成.果実は蒴果であり3-5裂する.

参考文献 References

1. 佐竹義輔.他[編著],『日本の野生植物 木本II』新装版,[1999],平凡社.

Vita brevis, ars longa. Omnia vincit Amor.