ダッソーのプラットフォーム

ドイツにはドイツの製造業があり,イタリアにはイタリアの製造業があり,フランスにはフランスの製造業があり,それぞれ歴史的な背景が異なるので,目指すべき製造業の理想像が異なるのは当たり前なのでしょう.

ダッソー社にとっては確かに人があってモノがあり,人があって製造工程があるという,真ん中に人がある考え方がしっくりくるかもしれません.

「ドイツが提唱しているのは,あくまでもグッズ(製品)というかモノの世界にとどまっていて,どちらかというとマーケティングの要素が強い.インダストリー4.0が,今のところ具体的に何をしているか見えてきていませんので,はっきりしたことは申し上げられませんが,われわれの3Dエクスペリエンス・プラットフォームとは基本的に同じものだとは考えていません.」
なぜ「3Dプラットフォーム」で仕事が変わるのか(プレジデントオンライン)

「3Dエクスペリエンス・プラットフォームは,ビジネス・エクスペリエンス・プラットフォームです. マーケティングから販売,エンジニアリングに至るまで,会社のあらゆる組織にソフトウェア・ソリューションを提供し,価値創造プロセスで消費者のエクスペリエンスを差別化することができます. 」
3Dエクスペリエンス・プラットフォーム - Dassault SystxJ雅es

作る前に売るという発想.

「PLMの役割にも変化が起きているという.「3DEXPERIENCE」と呼ぶDassaultの新戦略では,製造に関連するデータをシングルインスタンスで保有する.この場合,3D CADで設計したデータから部品表(Bill Of Material:BOM)を生成したり,設計BOMから販売BOMやサービスBOMをつくったりもできるという.
自動車などの製品の生産を始める前に,カタログや3D技術を用いプロモーション映像をつくることもできる.つまり,「製品を作る前に,カタログなどで販売活動をすることも可能になってくる」(鍛治屋氏)わけだ.」
「作る前に売る」もあり,ものづくりの変化に勝機--ダッソーの鍛治屋社長 - ZDNet Japan


2015年1月20日

Mathematics is the language with which God has written the universe.





















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