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プッシュダウンオートマトン

有限オートマトンに記憶装置としてスタックを加えたオートマトン( 遷移をもつ非決定性有限オートマトン(\varepsilon-NFA))をプッシュダウンオートマトン(PDA;Pushdown Automaton)といいます.

PDAの状態遷移関数

状態 p \in Q ,入力 \alpha \in \Sigma ,スタックの一番上に積まれている記号を A \in \Gamma とします.
このとき,次の状態 q \in Q と,次にスタックに積む(書きこむ)記号列 \alpha \in \Gamma^{*} を定める関数をプッシュダウンオートマトン(PDA)の状態遷移関数といい,以下のように表します.\delta(p,a,A) = (q,\alpha)

PDAの定義

4つの集合 Q,\Sigma,\Gamma,F を,

としたとき,初期状態 q_{0} \in Q,初期スタック記号 Z_{0} \in \Gamma からプッシュダウンオートマトン M は以下のように定義されます.M=(Q,\Sigma,\Gamma,\delta,q_{0},Z_{0},F)

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二項分布とポアソン分布の関係 スタック 連接 conjunction 正規表現 regular expression 非決定性有限オートマトン NFA 状態遷移関数