単位容積あたりの空気に含まれている水蒸気の質量,つまり,水蒸気密度と乾燥空気の密度の比を混合比(mixing ratio)といいます.\[混合比 = \frac{水蒸気の質量}{乾燥空気の質量}\]
分子量 $M$ の気体が $m$ kg 存在するとき,その気体のキロモル(kilomole)数 $n$ は次のように表されます.\[n = \frac{m}{M}\]
どのような気体であっても 1 キロモル(kilomole)に含まれる分子の数は等しくなります.この分子数のことをアボガドロ数(Avogadro's number)といいます.\[N_{A} = 6.022 \times 10^{26}\]となります.
同じ分子量の気体は同じ圧力,同じ温度では同じ容積となるという法則のことをアボガドロの法則(Avogadro's law)といいます.
空気中の水蒸気の分圧のことを水蒸気圧といいます.
空気中の水蒸気が飽和して凝結(水蒸気から水へと状態変化が起こることを凝固といいます)がおこる温度のことを露点温度といいます.この露点温度が高いほど空気中の水蒸気の量が多いということになります.
ある混合比(mixing ratio)の湿潤空気と同じ気圧と密度の乾燥空気の温度のことを仮温度($T_{v}$)といいます.\[T_{v} = (1+0.61w)T\]と表されます.
気温からその空気の露点温度を引いた温度を湿数といいます.\[気温 - 露点温度\]
Mathematics is the language with which God has written the universe.