このとき,この標本空間$\Omega$と$\sigma$-集合体$\mathscr{F}$の組$(\Omega,\mathscr{F})$を可測空間[measurable space]といいます.
ここに,$\mathscr{F}$の要素である各部分集合[事象]に割り当てられた確率$P$を考えるとき,これらの組$(\Omega,\mathscr{F},P)$を確率空間といいます.
ここで,確率変数を定義します.
【定義】確率変数
この定義によって,確率変数の値が$a$以下となる事象がどんな$a$についても存在することになります.
Mathematics is the language with which God has written the universe.