論理と統計

単層的な問題はロジカルシンキング(論理学)で整理し,複層的な問題は統計学で整理するのが良いとの指摘.

二刀流が必要ですが,短刀と長刀を使い間違えて対戦すると大変なことになるのと同じですね.

短刀がロジカルシンキングで,長刀が統計学のイメージを持ちます.

「単層構造で,創発現象とかが起こりにくい構造下においては「ロジカルシンキング」って,かなり強いと思うのです……が,いわゆる複雑系とか,ネットワーク的なものが多層的に連なった構造では,しばしば予測外の変数が問題になってくることが多いわけです.そういう場合に,MECE,MECEとかアホの一つ覚えみたいに言っていても,そもそも問題の切り分けのセンスがなければ,意味ねーよみたいなことに直面するわけでして………そういう創発現象なども含めて扱えるという点では,統計学は「ロジカルシンキング」とか以上に使い手のあるポイントが多いと思います.」
出典

統計学は論理の飛躍を正当化するツールである,と言い切ってみるといいかも.

「「帰納的推論」というのは,「今までみたカラスはみな黒い.だからすべてのカラスは黒いに違いない」という風に,「部分から全体へ」という推論である.これは全くの「飛躍」である.ここに数学とは違う論理が混入しているのだ.だから,統計学を学ぶときは,このような「帰納的推論=飛躍」がどこでどういう風になされるかを捉えなければならない.」
統計学の面白さはどこにあるか - hiroyukikojimaの日記


2015年1月2日

Mathematics is the language with which God has written the universe.





















二項分布とポアソン分布の関係 FinTech イノベーション EMS ハードウェアスタートアップ Soofa