SODAフレームワーク

summary:

SODAフレームワークとは,SODA Foundation[Software Defined Storage Open Data Autonomy]*が開発・提供する,統合データ管理のためのオープンソースフレームワークである.このフレームワークは,エッジ・コア・クラウドといった多様な環境において,ストレージおよびデータ管理の自動化と統一を実現することを目的としている.

主な適用領域としては,異種ストレージシステムの統合管理,クラウド間データ移行と同期,ポリシーベースのデータライフサイクル管理,ストレージリソースの最適化,そしてKubernetes等のクラウドネイティブ環境との統合がある.

SODA Foundationの起源は,2019年6月にLinux Foundationの傘下プロジェクトとしてOpenSDSが設立されたことにある.2020年5月,OpenSDSSODA Foundationとして正式に改名・再編.この時点で,より包括的なデータとストレージ管理のビジョンを明確化.設立当初から,Huawei,IBM,日立ヴァンタラ[Hitachi Vantara],Intel,China Unicom,WD[Western Digital]等の主要企業がサポートしていた.なお,日立ヴァンタラは日立製作所が2017年9月19日に米国子会社であるHitachi Data Systems[HDS]と,HDSが2015年に買収したBIツール・ベンダーのPentahoを統合して設立した産業IoT企業.

SODAフレームワークは,複数の,SDSコントローラのTerra,ストレージ監視DELFIN,ストレージオーケストレーションのSTRATO,データ保護・バックアップ・リカバリのためのKahu,仮想データレイクのCOMO等のプロジェクトから構成されている.

Mathematics is the language with which God has written the universe.





















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