第8条 キャブタイヤケーブルは、電気用品安全法の適用を受けるもの又は次の各号に適合する性能を有するものを使用すること。
8-1表
8-2表
キャブタイヤケーブルの種類 | 試験方法 | |
低圧用 | 単心のもの | 清水中に1時間浸した後、導体と大地との間に交流電圧を連続して1分間加える。 |
多心のもの | 清水中に1時間浸した後、導体相互間及び導体と大地との間に交流電圧を連続して1分間加える。 | |
高圧用 | 単心のもの | 導体と遮へいとの間に交流電圧を連続して10分間加える。 |
多心のもの | 導体相互間及び導体と遮へいとの間に交流電圧を連続して10分間加える。 |
キャブタイヤケーブルの種類 | 交流電圧(V) | |
低圧用 | 3,000 | |
高圧用 | 使用電圧が1,500V以下のもの | 5,500 |
使用電圧が1,500Vを超え3,500V以下のもの | 9,000 | |
使用電圧が3,500Vを超えるもの | 17,000 |
キャブタイヤケーブルの種類 | 材料 | ||
低圧用 | ビニルキャブタイヤケーブル | ビニル混合物、ポリエチレン混合物、天然ゴム混合物、ブチルゴム混合物又はエチレンプロピレンゴム混合物 | |
耐燃性ポリオレフィンキャブタイヤケーブル | ポリオレフィン混合物 | ||
2種 | クロロプレンキャブタイヤケーブル | 天然ゴム混合物、ブチルゴム混合物又はエチレンプロピレンゴム混合物 | |
3種 | |||
4種 | |||
2種 | クロロスルホン化ポリエチレンキャブタイヤケーブル | ||
3種 | |||
4種 | |||
2種 | 耐燃性エチレンゴムキャブタイヤケーブル | ||
3種 | |||
高圧用 | 2種 | クロロプレンキャブタイヤケーブル | ブチルゴム混合物又はエチレンプロピレンゴム混合物 |
3種 | |||
2種 | クロロスルホン化ポリエチレンキャブタイヤケーブル | ||
3種 |
使用電圧の区分(V) | 導体の公称断面積(mm2) | 絶縁体の厚さ(mm) | |
ブチルゴム混合物の場合 | エチレンプロピレンゴム混合物の場合 | ||
1,500以下 | 14以上 38以下 | 3.0 | 2.5 |
38を超え 150以下 | 3.5 | 3.0 | |
150を超え 325以下 | 4.0 | 3.5 | |
1,500を超え3,500以下 | 14以上 38以下 | 3.5 | 3.0 |
38を超え 150以下 | 4.0 | 3.5 | |
150を超え 325以下 | 4.5 | 4.0 | |
3,500超過 | 14以上 150以下 | 6.0 | 5.0 |
150を超え 325以下 | 6.5 | 5.5 |
キャブタイヤケーブルの種類 | 材料 | ||
低圧用 | ビニルキャブタイヤケーブル | ビニル混合物 | |
耐燃性ポリオレフィンキャブタイヤケーブル | 耐燃性ポリオレフィン混合物 | ||
2種 | クロロプレンキャブタイヤケーブル | クロロプレンゴム混合物 | |
3種 | |||
4種 | |||
2種 | クロロスルホン化ポリエチレンキャブタイヤケーブル | クロロスルホン化ポリエチレンゴム混合物 | |
3種 | |||
4種 | |||
2種 | 耐燃性エチレンゴムキャブタイヤケーブル | 耐燃性エチレンゴム混合物 | |
3種 | |||
高圧用のキャブタイヤケーブル | クロロプレンゴム混合物又はクロロスルホン化ポリエチレンゴム混合物 |
$t$ は、ゴム座床の厚さ(単位:mm。小数点二位以下は切り上げる。)
$d$ は、線心の外径(単位:mm)
出典:電気設備の技術基準の解釈.