形式文法と有限オートマトン

有限オートマトン

$Q$ を状態の空ではない有限集合,$\Sigma$ を入力記号の集合($a \in \Sigma$),$\delta$ を状態遷移関数,$q_{0} \in Q$ を初期状態,$F \subset Q$ は受理状態の集合とすると,有限オートマトンは,\[M = (Q,\Sigma,\delta,q_{0},F)\]と表されます.

形式文法

形式言語の文法は,終端記号の集合 $T$(Terminal symbol) ,非終端記号の集合 $N$(Non-terminal symbol),生成規則の集合 $P$(Production rule),開始記号 $S$(Start symbol) によって,\[G=(N,T,P,S)\]と表されます.

形式文法と有限オートマトン

有限オートマトン形式文法
初期状態 $q_{0}$開始記号 $S$
受理記号列 $F \subset Q$導出文 $\mathcal{L}(G)$
状態生成途中の記号列
状態遷移関数 $\delta$生成規則 $P$


Mathematics is the language with which God has written the universe.