磁極に関するクーロンの法則
磁極に関するクーロンの法則
磁極の強さが $m_{1},m_{2}$[Wb] である点磁極を真空中で $r$[m] 離して置くと,2つの点磁極間には,\[F=\frac{m_{1}m_{2}}{4\pi \mu_{0}r^{2}}\quad[\textrm{N}]\]という力が働く.
磁極に関するクーロンの法則は,磁気に関するクーロンの法則ともいう.
Point$mu_{0}$ は真空中における磁束の通しやすさを表す定数であり,真空中の透磁率といい,\[mu_{0}=4\pi \times 10^{-7}\quad[\textrm{H/m}]\]である.
クーロンの法則の$4\pi$の意味
Pointクーロンの法則における $4\pi$ は
半径1の球の表面積*を表している.
クーロンの法則の分母を見ると,\[4\pi \mu_{0}r^{2}\]となっている.ここから $\mu_{0}$ を除くと,\[4\pi r^{2}\]であり,これは半径 r の球の表面積*を表している.
この球の中心にあるのが点磁荷ということになる.
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