400ZR
データセンター間を結ぶデータセンター・インターコネクト[DCI]の性能向上のために注目されている第4世代コヒーレント技術.伝送可能距離は最長80km.OIFにおいては400ZR,IEEEにおいては400Gbase-ZRといわれる.
2020年4月,OIFは400ZRに関する実装合意規定[400ZR-IA1.0]を公開.この実装合意規定[IA]は,シングルキャリアのコヒーレント16QAM変調と低電力DSPをベースとした400Gbpsの実装を目的としたもの.シングルキャリアにおいて,60Gbaudの速度と16レベル直交振幅変調[dp-16QAM]を用いて複雑な偏光多重を使用する.