ディファレンシャルGPS[Differential GPS]
受信機で受信したGPS信号の補正を行うことにより誤差数m以下の高精度測位を実現することが可能.
日本においては海上保安庁がDGPSセンタ局1局と補正データを送信するDGPS局27局[周波数300kHz帯]という構成で2007年に運用を開始したが,GNSSの精度が向上したために2019年に運用を停止.
それ以外では,米国沿岸警備隊[USCG]とカナダ沿岸警備隊[CCG]が主要な水路や港湾付近において285kHzから325kHzの長波無線周波数でDGPSを運用.