RIP

RIP[Routing Information Protocol]

IPネットワークで用いられるディスタンスベクター型のルーティングプロトコル.

隣接するルータ間でルーティングテーブル[経路表]を定期的にやりとりし合うことによってルーティングテーブルを作成する.宛先ネットワークに行くまでに,経由する隣接ルータの数をホップ数として指標として用いる.

1988年にIETFによってRFC 1058としてRIPv1が標準化.IPv4の環境においては,マルチキャスト可変長サブネットマスク[VLSM:Variable Length Subnet Masking]に対応した1998年策定のRIPv2[RFC2453/RIP version 2]が用いられる.さらに,IPv6の環境においては,RIPng[RFP2080/RIPng for IPv6]が用いられる.

但し,ルーティングテーブルが大きくなるとネットワーク帯域を消費するために,大規模ネットワークにおいてはOSPFやEIGRPが用いられるようになった.


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